みなさん、こんにちは!Chikaです。
スイスで運転するためには、日本の運転免許証をスイスのものに切り替える必要があります。でも、「どうやって手続きすればいいの?」「必要な書類って何?」と疑問に思う方も多いはず。 この記事では、
✅ 免許切り替えの流れ
✅ 必要な書類・費用
✅ 実際の体験談
✅ スイスの交通ルールの違い
など、実際にスイスで免許を切り替えた経験談 も交えながら、わかりやすく解説します!
スイスでスムーズに運転を始められるよう、ぜひ最後までご覧ください!
スイスで日本の運転免許を切り替える理由と必要性
✅ 日本の免許証は1年間のみ有効
- スイスに来てから 1年間 は、日本の免許証で運転OKです。
❌ 免許を切り替えないと…
- 無免許運転 となり 罰金・ペナルティ の対象になります。
- 1年過ぎた後だと 試験(筆記・実技) を受けないといけなくなる。
✅免許切り替えは早めに!
- 日本の免許証があれば 試験なし でスイスの免許証に切り替え可能です。
- 1年を過ぎると試験が必要 になるので、できるだけ早く申請しましょう!
📌 もっと詳しく知りたい方へ!
スイスの運転免許制度についての公式情報は、在スイス日本国大使館のガイドがおすすめ!
手続きの詳細や最新情報が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
スイスの運転免許切り替えに必要な書類
必要な書類一覧
スイスで日本の免許証を切り替えるには、以下の書類を準備しましょう。
- 日本の運転免許証(原本)
- 日本の運転免許証の公式翻訳(運転免許抜粋証明書)
- スイスの居住証明書
- パスポートまたは滞在許可証(B・C許可など)
- 顔写真(最新のもの)2枚
- 申請書(チューリッヒの場合はZürich Strassenverkehrsamtで取得)
必要書類の取得方法
1. 免許証の翻訳(運転免許抜粋証明書)は、日本大使館で取得します。
✅ 必要書類:(郵送の場合)
- 証明書発給申請書(大使館のHPから印刷)
- パスポートのコピー(両面)
- スイス在留許可証のコピー(両面)
- 日本の運転免許証のコピー(両面)
- 郵送同意書(大使館のHPから印刷)
✅ 申請方法:
- 窓口または郵送で申請可能(受け取りは窓口のみ)
ちなみに、私は郵送で手続きを依頼しました。
2. 居住証明書は、市役所(Gemeinde)で取得できます。
👉詳しくは、こちらの記事でご紹介しています
日本の運転免許をスイスの免許に切り替える手順(チューリッヒの場合)
ステップ1:申請書の取得と記入
- チューリッヒ州の Strassenverkehrsamt(交通局)で 申請書 を入手し記入
ステップ2:視力検査
- スイスの認定された眼科または眼鏡店で 視力検査 を受ける
- 視力検査の結果を申請書に記入してもらう
ステップ3:必要書類の提出
- 申請書と必要書類を、居住している州のStrassenverkehrsamtに提出
ステップ4:免許証の受け取り
- 審査完了後、スイスの運転免許証 が発行される
- 免許証の発行には通常 2〜4週間 かかる
- 日本の免許証はチューリッヒ州の交通局に預けられ、希望すれば返却可能
スイスでの運転ルールと日本との違い
日本との主な違い
- 右側通行(日本は左側)
- 標識がない交差点では右方優先
- 進入時に一時停止不要、環状内の車が優先(環状交差点)
スイスでは「止まらずに流れに乗る」が基本。
交通ルールの注意点
- スイスの速度制限は厳しく、オーバーすると 高額な罰金
- 飲酒運転の基準は0.05%以下と厳格
- スイスの一部のトンネルや高速道路では 通行料金 が必要
免許切り替え後にすべきこと
スイスの運転免許証の有効期限
- 期限は 無期限 ですが、住所変更があった場合は更新が必要
車の購入と保険加入
- スイスで車を購入する場合 強制保険(Haftpflichtversicherung) の加入が義務です。日本の自賠責のような最低限の保険はなく、事故の相手や物を補償する保険が求められます。どの車両も 事故の相手や物を補償する強制保険 に加入する必要があります。
- 保険料は 年齢・運転歴・車種 によって異なる。
- 自動車税(Autosteuer)は 州ごとに異なる ので確認が必要です。
スイスでの車検
車検(MFK: Motorfahrzeugkontrolle)は 日本の「車検」に似ているけど、スイスでは有効期限がなく、指定されたタイミングで通知が来る仕組みになっているのが特徴です。
車検の頻度は車の種類や年数によって変わる:
🔹 新車の場合
➡ 初回の車検は4年後に行う
🔹 2回目の車検
➡ 初回から3年後(=7年目)
🔹 それ以降
➡ 2年ごとに車検を受ける
👉 つまり、新車なら最初は4年後、その次は3年後、その後は2年ごとに車検を受ける仕組み。
車検の流れ
1️⃣ 通知が届く
車検のタイミングになると、カントン(州)の道路交通局(Strassenverkehrsamt)から手紙で通知が来る。(この通知が来ない限り、自分から車検を受けに行く必要はない。)
2️⃣ 予約をする
通知に従って、車検の予約を取る。州によってはオンラインで予約が可能。
3️⃣ 車を準備する
検査をスムーズに通過するために、事前にチェックしておくべきこと: ライト・ウインカーが正常に作動するかなど
4️⃣ 車検当日に検査場へ
指定の検査場(Strassenverkehrsamt)に車を持ち込んで検査を受ける。
5️⃣結果が出る
✅ 合格した場合 → そのまま乗り続けられる!
❌ 不合格だった場合 → 指摘された問題を修理し、再検査を受ける必要がある。
車検の費用
車検そのものの費用は州によって異なるけど、**おおよそ100〜150フラン(約1.6万〜2.5万円)**くらい。
ただし、事前の点検や修理をガレージに依頼すると、その分の費用がかかる。
MFKに関する注意点
⚠ 売買時のMFK 中古車を買うときは「MFKがいつ実施されたか」を確認するのが大事。
一般的に、車検から1年以内の車なら、買ってすぐにMFKを受ける必要はないけど、長く経っていると購入後すぐにMFKを受けなければならない場合もある。
💡スイスの車検は「通知が来るまで受けなくてOK」という点が、日本の車検とは違うポイント
スイスではスタッドレスタイヤは義務?
👉 義務ではないけれど、冬道ではスタッドレスタイヤが必須!
スイスの冬はかなり厳しいから、安全のためにも冬用タイヤに交換するのがベスト!特に山道を走る予定があるなら、絶対に冬タイヤに変えておくのが安心!
👉近隣国では義務のところもあるから要注意!
スイス国内では義務ではないけれど、ドイツ、オーストリア、フランス、イタリアなどでは、冬季に冬用タイヤが義務になっている地域も。これらの国を車で走るなら、事前にチェックしておこう!
👉いつ交換する?
多くの人は 10月末~4月頃 に冬用タイヤに切り替えます。スイスの天気は変わりやすいから、早めの交換がおすすめ!
スイスでタイヤ交換はどうする?
- ガレージやディーラーに依頼(料金は約CHF 50〜100)
- 自分で交換して保管(収納場所が必要)
- 「タイヤホテル」を利用(交換+保管サービス、CHF 80〜150)
タイヤホテルの仕組み
冬用・夏用タイヤの交換時に、使わないタイヤを預ける
- 例:冬用タイヤに交換するとき、夏用タイヤを預ける
- 次のシーズンになったら、保管していたタイヤを取り付けてもらえる
タイヤホテルのメリット
✅ スペースを節約:家にタイヤを置く場所が不要
✅ 適切な保管でタイヤの劣化を防ぐ
✅ 交換時に楽:タイヤを持ち運ぶ必要なし
✅ プロが点検してくれるので安心
まとめ
日本の運転免許証は 1年以内 にスイスの免許へ切り替えが必要!手続きは 試験なしでOK だから簡単だけど、期限を過ぎると 筆記&実技試験が必要 になるので、早めの申請が安心✨
スイスには日本と違う交通ルールも多いから、事前にチェックして安全運転を!
この情報が少しでもお役に立てたら嬉しいです!
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